今日、夕方のニュースを見ていたらフィルムカメラの話題が特集になっていた。
フィルムカメラの出荷台数のピークは2000年がピークで6000万台から7000万台くらいの間だった。2006年にはデジカメの出荷台数がその台数を超えるという。また、フィルムの消費は1999年から減少し始め、今では当時の1/4から1/5くらいだった(注:画面のグラフを確認しただけなので正確な数字ではない)。
デジカメは便利で画質も実用上問題ないくらい画質もいい。フィルムカメラ市場が縮小するのは仕方のないことだろう。

今日、カメラ屋でプロビア100Fを買ってから、平和公園で少しだけ撮影した(フィルムはベルビア100F)。(ちなみに、今、原爆ドームは改修中らしく足場で囲まれていた)。平和公園にはカメラを持った人が多い。セミプロっぽい人も少なくない。カメラが趣味ですよみたいな初老の人でも最近はデジカメを使っている人が多い。
原爆ドーム前でタバコを吸っていたら、でかいレンズを繰りながら気ぜわしく歩き、おもむろにバチッと撮影して、アフタービューを見ながら目の前を過ぎていく人がいた。
ああいうやり方もカメラの楽しみ方だと思う。でも、カメラの醍醐味の一つはいかに時間を無駄に過ごせるかということにもあると思うのだ。
カメラを持っていると普段立ち寄らないところに立ち寄ったり、川を見ながら昼飯を食ったり、町の片隅のベンチで一休みしたりする。おもしろいなと思ったら、思うままに写真を撮る。

例えばレンジファインダーに標準レンズだけ付けて、モノクロフィルムでお散歩写真を撮る。一枚も撮影しない日があってもいい。
自分の場合、カメラを持つ目的というのは写真を撮ることだけじゃないんだな。
ホントの豊かさって合理主義から遠くはなれたところにある気がするんだよなぁ。

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