
- 作者: 外山滋比古
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1986/04/24
- メディア: 文庫
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考え方についていろいろ考察したり、アドバイスしたりしてくれる本だ。
文体は軽く、非常に読みやすい。
その中に手帖とノートとメタ・ノートというものの作り方が解説されていた。
手帖に思いついたアイディアをひたすら書き、気になるものをノートにまとめ、しばらくしてまだ気になるテーマをメタ・ノートにまとめていくという作業をすることで、自分のアイディアを熟成していくという手法だ。
日頃、気になった情報を書き留めるのにはほぼ日手帳を使っているのだが、アイディアを改めて体系的にノートに取るということはしていない。会社にダイアリーがあって、それに会議のメモを書いたり、アイディアを書いたりはするが、雑記帳的な性格のものであり、体系的ということを意識してはいない。備忘録程度の扱いで、本質的にはほぼ日手帳の使い方と大差がなく、最近はほぼ日手帳をメインで使っているので、その手のダイアリーもあまり使わなくなってきている。
アイディアもほぼ日手帳に書いてしまえばいいじゃないかと思ったのだが、アイディアのみを整理していくような使い方を今のほぼ日手帳に割り当てるのは適当じゃない気がした。
そこで適当なメモ帳を入手することにした。
普通のノートタイプにするか、表紙がしっかりした手帳orダイアリータイプにするか迷った。
コクヨのCampus on holiday「ポケットノート」というのがあり、方眼タイプがなかなかいい感じだった。
後は定番のモレスキンでもいいかなと思ってみたりしたのだが、ちょっとお高い気もしたので、結局普通の手帳にすることにした。これという狙いもなかったので、文具店にあったものから適当なものを選ぶことにした。
ダイゴーというメーカーのメモ専科A1111というやつをチョイスした。これは見た目は手帳なのだが、中身はノートで、1ページ目から最終ページまでただひたすら罫線があるだけの手帳だ。大きさはほぼ日手帳よりも一回り小さい。アピカの高級ノートに感じは似ている。
この手のノートはできればずっと入手が可能であること、手頃な大きさ、紙質の良さ、綴じの良さ、表紙の良さ、適度な分量、適度な罫線、手に取ったときの感触などが大切である。
今回選んだ手帳が定着するかどうかはわからないが、そこそこいい線行っているのではないかとは思っている。とりあえずはこれを使ってみよう。つまり、ほぼ日手帳とこの手帳を常日頃から持ち歩くということだ。

ちなみに、思考の整理学がおもしろかったので、読みの整理学という本も買ってしまった。

- 作者: 外山滋比古
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/10
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