今から15年程前、大学時代に8mmフィルムで麻雀映画を撮影したことがある。40分程の作品だったので完成させるのが結構大変だった記憶がある。勢いだけで撮影し、フィルムの山に埋もれながら編集を行い、音を作り、映画を完成させた。ギリギリの線で作り上げたので、間延びしたシーンが多かったりしたが、自分的には結構満足だった。
あらすじ
既に裏麻雀の世界から足を洗った男ケンがいた。ある日、ヤクザのイカサマ麻雀でハメられた若い男が、ケンに代打をして欲しいと頼み込んできた。3対1の厳しい勝負。その勝負を通してケンは過去の過ちを思い出す。その昔、麻雀にのめり込むあまり、ケンは一人の女を不幸にしてしまった。若かったケンは麻雀以外に大切なものを思い浮かべることができなかった。麻雀に勝つことがケンの存在価値だった。
南4局オーラス。ケンはその勝負に勝つことはできなかった。金はおれがなんとかするといい、ケンはその場を去っていった。勝負が終わり牌を開けると。九蓮宝燈、九面待ちテンパイ。捨て牌を見ると、上がっている。なぜケンは勝てなかったのか。
そんな映画だったな。
アカギはひたすら麻雀シーンが続く映画だ。自分が撮影した映画の麻雀シーンもイメージではこんな感じのつもりだった。アカギを観ながら、自分が映画を撮影した時のことを思い出していた。
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