SONY NEXはQUALIAデジカメの再来?

かつて、SONYのQUALIAブランドにQUALIA016という超小型デジタルカメラがあった。手のひらにすっぽり入る200万画素で38万円というとんでもないものだったが、なかなかいい感じのデジカメだった。
参考リンク:PC Watch ソニー、「QUALIA」ブランドの高級コンパクトデジカメ
NEXを見たとき、真っ先にこのデジカメのことを思い出した。改めて見てみると、やっぱりデザインコンセプトが非常に似ているように思う。特にNEXの外部ストロボはQUALIA的な感じがする。外付けなんだけど、後付け感がない。組み合わせた状態があたかも最初からデザインされたかのような一体感がある。
デジカメWatch 写真で見るソニー「NEX-5」「NEX-3」 にストロボ着脱の様子の動画があるが、差し込んだ瞬間に開く扉やねじで取り付けた後、扉を閉じると本体側の扉と一体化するなど、なかなかのものだ。アクセサリーシューに差し込めばいいじゃん的安易さではなく、ちょっとこだわっちゃいました的工夫がいい。設計者が完成した製品を見てニヤリとしている感じが伝わってくるようだ。(余談だけど、仕事ってのはこのニヤリ感がないとダメだと思う。)
自分はカメラのコンセプトやデザインを非常に重要視するので、NEXは見れば見る程気になる。

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