机の上の消しゴムかすの掃除の道具は何を使っていますか。
これまで小さな掃除機やブラシなどを使ってきましたが、最近はミドリのミニクリーナーIIを使っていました。
小さくて電池も必要ないのに、割と実用的に使えるので、ほぼ毎日のように使っています。
カインズに電池式卓上クリーナーが売っていたので買ってきました。
税込598円です。電池は付属していません。
単三電池を2本使います。
裏側はこんな感じです。
分解したわけではありませんが、130モーターにシロッコファンを直付けしたような構造です。非常にシンプルな構造なので、モーターが壊れない限りは駆動部で壊れる部分がありません。自己責任にはなりますが、モーターが壊れても入れ替えればまた使えると思います。
フィルターは樹脂でできたきめの細かいものになっています。
動作させたときの様子を動画で示します。カバーをつけずに動作させると危険なので真似しないでください。
結構な勢いで回転します。例えば、一般的なFA-130RAモーターは無負荷で8600 rpm、適正な負荷時の回転数が6500 rpmとなっています。
内部のカバーが若干浮いていて、作り自体は値段相応といった感じです。ただ、この隙間は吸引する性能に影響を与える部分ではないです。単にカバーの成形精度が悪くて歪んでしまっているんだと思います。
上部にある透明カバーは取り外すことができます。3種類の装飾用の紙が入っています。自分で自作すればお気に入りの絵柄にすることもできます。
背面には吸い口と放射状に配置されたブラシがあります。この手の卓上クリーナーでは一般的な構造です。回転時に吸い口に手を突っ込むと危険です。ただし、ファンに手が当たるような構造にはなっておらず、ポッチがあり、奥深くに指を突っ込むのが難しい構造になっています。
重量は乾電池2本を入れた状態で178グラムです。
大きさ的にはポストイットのカラーキューブくらいの感じです。
動作時の動画を紹介します。
消しゴムかすを吸うという点に関しては実用性十分です。取り残しもほとんどありません。吸い込む時に吸ったものがファンにあたり時々音がすることがあります。
ゴミは底のトレイに溜まります。フィルターにはそれほど付着していませんでしたが、時々はフィルターの掃除もしてあげた方がいいと思います。
パッケージにこのような保護材が入っていますが、これは捨てずに使うことにしました。
これを使えばブラシが直接机に当たることがなくなり、傷みにくいと思います。
これは安くていい買い物をしました。
他にも色々似たような商品が存在します。充電式であったり、アダプターをつけてキーボードの掃除ができたりといろんなものがあるようです。基本的な性能はシロッコファンの形とモーターの大きさで決まると思うのでもっと強力なものが欲しければ大きなモーターを実装したものを選ぶといいと思います(どう調べるかという問題もありますが)。ただ、消しゴムのカスを吸い込むだけなら今回紹介したような安いもので十分だと思います。